橋梁修繕工事を順次実施しています
愛知道路コンセッションでは、橋梁長寿命化計画に基づき橋梁の修繕計画を順次実施しています。知多半島道路や南知多道路は第一期工事が昭和45年に竣工し供用開始されてから既に47年が経過しており、老朽化が進んでいます。猿投グリーンロードも昭和47年からと、こちらも供用から40年以上経っており、橋梁の老朽化対策が急務です。
修繕工事は5年に一度の定期点検の結果により、劣化の激しいものから順次実施してまいりますが、それぞれの劣化状況に応じて補修工法を選定し、同時に橋面防水を施して床板への水分浸透や塩化物の浸透による劣化を防止し、長寿命化を図ります。
橋梁修繕工事の手順
①アスファルト舗装切削除去
②土砂化している個所の点検
③土砂化している個所のはつり撤去
④劣化した鉄筋の補強
⑤既設コンクリートの補強
⑥コンクリート打設
⑦橋面防水工
⑧アスファルト舗装
⑨工事完了
舗装修繕工事を順次実施しています
愛知道路コンセッションでは、路面の痛んでいる個所について順次、舗装打ち替え工事を実施しています。今年度は南知多道路の上下線で特に傷みの激しい美浜IC~南知多ICを実施しています。
補修の際には、通常は表層のみの打ち替えを実施しますが、過去の路面性状調査結果の推移から路面クラックの増加が著しい区間については表層+基層の2層の打ち替えを実施し、間にクラック防止シートを敷設することで舗装の耐久性を高め、将来的な劣化の防止を図っています。また表層に使用するアスファルトは排水性舗装用アスファルトとし、降雨時の雨水を速やかに排除し走行の安全性を高めます。
今後も計画的に舗装修繕工事を実施してまいりますが、工事の際は日によって走行車線規制、追い越し車線規制を交互に行って工事を進めてまいりますので、ご通行の皆様にはご不便をおかけすることも多々ございますが、安全・安心な道路の維持に向けて無事故での工事を心がけてまいりますので、皆様のご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。
舗装修繕工事の手順
①アスファルト舗装切削除去
②切削面の清掃
③アスファルト舗装
④クラック防止シート
⑤ローラーによる締固め
⑥区画線塗装